滞納・未払い・差し押さえ

水道料金の滞納トラブル!給水停止から再開までの流れを把握する

生活において、水はとても重要な役割を持っています。飲み水や調理用、お風呂や洗濯、そして掃除など様々な場面で利用されています。そんなよく利用する水が、もし使えなくなったとしたらどうでしょうか?生活に大きな影響が出ると思います。

水道水は生活の基盤です。では水道料金を滞納すると、どうなるのでしょうか?また、どれ位の滞納で給水が止められるのか?止められたらどう再開したらよいのか?など、水道料金や滞納時のトラブルについてお話ししていきたいと思います。

水道料金を滞納しない為の基本!支払方法を把握する

水は生命活動の上で、最も重要です。しかし水はコンビニで購入できたりする分、電気、ガスなどよりも支払いの優先順位が落ちたりする傾向もあるようです。

金銭不足による、優先順位については人それぞれなので仕方がありません。ただ、水道料金の滞納トラブルは、単純なミスと言うものが意外に大きな問題に発展したりしている場合もあります。

水道料金の支払い方法と言う基本部分について、確認していきましょう。

2カ月1回!電気やガスの徴収とは違う水道料金

水道には、上・中・下とがあります。

上水道 調理や飲用に適した水
中水道 公園の噴水や飲用に適さない工業用の水
下水道 生活排水、トイレなどで使用する水

一般的に家庭で支払っているのは、上下水道料金となります。中水道は、あまり見かけない物だと思います。この上下水道料金は自治体によって金額が違いますが、基本的に点検は2カ月に1回となっています。

よって支払いも、電気やガス、通常の金融ローン関連などとは違い、2カ月に1回の支払いとなります。

毎月、支払っている訳ではありません。その為、「支払日を忘れてしまっていて滞納した」という意見も意外に多いのです。水道料金は、毎月ではなく2カ月に1回の支払いだと言う事には十分な注意が必要です。

支払方法の落とし穴!気を付けなくては水も信用も失ってしまう

水道料金の滞納トラブルは、最終的には水道水が利用できなくなる給水停止に陥ります。ただ水道を止められると生活に多大な影響が出ますが、再開する事も簡単に出来るので過剰な心配はいりません。

しかし、水道料金の支払い方法をによっては、社会的信用を失ってしまう場合もあるので注意が必要です。水道料金の支払い方法は慎重に選ぶべきであり、また些細なミスも支払方法をしっかり把握している事で防ぐ事ができます。では、水道料金の支払い方法3つを見ていきましょう。

①口座振替

2カ月に1回、口座から自動的に引き落として貰えるサービスです。最も簡単な方法ではありますが、意外に口座にお金が入っていなかったので引落せなかったと言うケースがあります。

口座振替は自動の為、水道料金の支払いついて通常は意識していない事が多いです。振替を利用する多くの方が、「え、口座にお金が無かったの?」とビックリされたりします。

理由があってお金が引落せない事を知っていたなら良いのですが、口座の確認を怠って督促状で気付くと言うミスは出来れば避けなくてはいけません。実際、給水停止直前までいった方の中には、連絡が来るまで自分は払っていると思い込んでいた方もいらっしゃいます。

水道料金の滞納は、給水停止を引き起こします。光熱費などの支払い口座が別れている方は特に注意が必要です。口座に、お金が入っている確認を定期的に行うようにしてみて下さい。

②納入通知書

支払い月に、上下水道料金納入通知書が水道局から届きます。中に封入されている用紙を利用して、コンビニや各種金融機関で支払う方法です。

手元に郵送されるので普通は支払う事は気付くのですが、「ポストを見るのを忘れていた」「確認していたけど、気付いたら支払日が過ぎていた」などの些細なミスもあるようです。

納入通知書には、納期限が赤枠で囲まれ記載されています。

ポストの確認、そして納期限の確認をする事で、未然に水道料金の滞納を防ぐようにして下さい。

③クレジットカード(※自治体によっては利用できない場合もあります)

事前に登録したクレジットカードで、支払う方法です。この方法が、滞納する時に実は最も危険な方法なのです。口座振替と同じようにクレジットカードも自動で行ってもらえる為、通常支払いについては意識していないものです。

しかし、何かしらの事情でクレジットカードの利用が出来ず滞納となると大変です。当然、支払ってしまえば滞納も解消されおしまいなのですがクレジットカードの滞納にはもう1つ影響が出てしまっています。

それが信用情報機関への登録です。

<信用情報機関>
クレジットカードや銀行、消費者金融のカードロン、自動車ローンなどの金融商品の債務状況を管理している第三者機関です。

クレジットカードの支払い遅延の情報も管理されています。

水道料金をクレジットカード支払っている場合、1、2回の滞納なら問題はありません。

しかし何度も繰り返すと水道料金の滞納と同時にクレジットカードの滞納にもなる為、金融事故扱いとして信用情報機関へ登録されてしまいます。

そうなれば返済の上で信用性がないと判断されてしまう為、今後の金融ローンでの審査が通らなくなる危険があります。クレジットカードでの支払いは、給水停止と信用の2つを失う可能性があります。十分注意して下さい。

まとめると、以下の通りになります。

1.支払方法を把握し、それぞれの注意点を把握する
2.支払方法の些細なミスが、最終的に水道の利用停止に繋がる

水道料金を滞納するとどうなるの?利用停止までの流れ

水道料金の滞納はどうなるのか?最終的には利用停止となる訳ですが、それ以外にも水道料金の滞納については疑問が多いようです。

ここでは、滞納した方が感じている疑問と実際の滞納から停止までの流れをお話ししていきます。

水道料金滞納トラブル!3つの質問にお答えします

水道料金を滞納すると、様々な疑問が沸くようです。「滞納すると裁判沙汰になると聞いた事がある」「停止予告の通知が来たけど本当に止められるの?」など疑問は尽きないようです。

ここでは主な疑問を3つ、ご紹介していきます。

Q:「水道料金を滞納するとどうなる?」

1週間や1カ月程度の滞納なら、滞納しているお金を支払いすれば何の問題もありません。但し、長期の滞納には気を付けなくてはいけません。

滞納した場合、2週間以内程度で支払いを忘れていると言う内容で督促状が届きます。更に2週間から1カ月ほど放置すると、利用停止を示唆した催促状が届きます。最終的には、給水停止予告書が来て利用できなくなってしまいます。

通常、家賃などの大きな金額の滞納金を巡って裁判沙汰になる事はありますが、家庭用の水道料金で裁判になる事はほぼありません。自営業などで水道料金が高額の場合はあり得ますが、家庭用の水道の滞納で裁判になる事はほぼ無いので心配ないと思います。

Q:「給水停止通知書が届いたけど、再開するにはどうすればいい?」

給水停止通知書は実際に水道を止められると、ポストに入っています。

実際に止められてしまったのなら、再開させなくてはなりません。再開の方法や注意点などは後ほど詳しくお話ししますが、まずは用紙に書かれている水道局の電話番号に連絡して下さい。

その時、支払い方法や開始時間などの疑問も確認するようにしなくてはいけません。滞納分の支払いをすれば、簡単に再開して貰えます。

Q:「滞納金の分納はできる?」

これは各自治体の判断によります。北海道のある水道局では、滞納分を分納して支払う事を許可していたケースがあります。しかし、原則支払うまでは止めておくと言う自治体がほとんどです。

これについては、ご自分の地域の水道局に確認するしか方法はありません。ただ、水はライフラインとしてとても重要です。無碍な対応は、あまりないと思います。

停止まで最短3カ月!給水停止までの5ステップ

それでは、滞納から停止までの流れをお話しします。

  • ①水道料金の滞納

支払日の翌日からが、滞納開始となります。口座にお金が足りなかったり、支払いを忘れていたりと理由は様々です。支払方法によっては、信用情報に傷がついたりしますので注意して下さい。

  • ②督促状が届く

支払督促とは、「お支払いを忘れていますよ」と言うお知らせです。内容は下記のようなことが記載されています。

  • お客様番号
  • 指定期限(支払期日)
  • 請求金額(上下水道料金)
  • 利用期間(4‐5カ月分など)

督促状ははがきで来るので、このはがきで支払いは出来ません。振替やクレジットカードの方は、再度の引き落としに備えて下さい。また納入通知書で支払っている方は、事前に届いている物が使えると思いますのでそちらをご利用下さい。

  • ③催告状が届く

催告とは、督促状ようなお知らせではなく「滞納が続くなら利用停止になります」という、少し強制的な内容の通告になります。督促状が届いてから、1カ月程度経過すると郵送されてきます。

また、コンビニや各金融機関で利用できる振込用紙も同封されていますので、催告状が届いた場合は早急な対応をして下さい。

  • ④給水停止予告書が届く

給水停止予定所は、支払の期日と水道を止める日時が記載された用紙です。催告状が届いた2週間後ぐらいに届くようです。

ここまで来ると、かなり危険です。自治体によっては予告書なしで催告状を持って給水停止を行うところもあるようですが、滞納からここまでで2カ月近く経過している筈なので大変マズイ状態です。

  • ⑤給水を停止される

ポストに給水停止書が投函されていて、水道が利用できなくなります。給水停止予告書に記載されている期日か、もしくは翌日には止められてしまいます。

水道料金の滞納から水道が止められるまでの期間は、およそ2~3カ月となっています。

正確ではありませんが、④の給水停止予告書の段階で何としても対処するようにして下さい。

滞納した水道料金を全額支払う事で給水は再開します

「水道が止められてしまった!」これはかなりの問題です。ただ、再開する方法は意外に簡単なものです。

ただ、当然その日に再開する事を強く望むと思いますが、場合によっては出来ないかもしれません。再開までの流れと再開を申込む時間の重要性について確認していきましょう。

再開までの4ステップ!滞納金一括払いが原則です

再開の手順は、4ステップで終わります。

  • ①利用停止状態

給水停止書に記載されている、水道局にご連絡ください。水道料金の滞納額や、支払方法の疑問点などをその時に確認して下さい。

基本的には、滞納金一括支払いが原則です。しかし、失業中などでどうしても払う目途が立たない場合は分納などを相談されるとよいと思います。

※損害遅延金については、はほぼ発生しないです。

  • ②滞納金の支払い

営業所へ直接支払うか、納入通知書の2つの支払い方法を選択する事になります。営業所で支払う場合は営業時間に注意し、納入通知書で支払う場合はその用紙が利用可能なのかをまずは水道局へ確認してみて下さい。

  • ③給水再開の依頼

支払いが完了したら、水道局に連絡して再開の依頼をして下さい。

コンビニで支払った場合は、再開の電話でお客様番号やコンビニの店舗名などを聞かれるので領収書などは捨てずに保管しておいて下さい。

営業所で支払った場合は、その場でお願いして下さい。

  • ④給水再開

水道局員が、給水再開をしてくれます。支払いが終了しても、この再開作業の訪問が無ければ、水道は利用できないので注意して下さい。

営業時間に注意!滞納金を支払う時間によって給水開始は変化する

水道の再開では、水道局の営業時間を確認しておかなければなりません。水道局は基本的に、土日祝が休みの場合が多いです。その為、支払いを土曜にしてもスグには再開できないと言う事もあります。

また、平日でも営業時間がありますので、支払いが夕方ごろだと当日再開が難しいかもしれません。

地域によっては、土日でも年末年始でも受付センターが稼働している場合があります。営業時間も8時~19時、8時~17時など地域によって変わってきますので、まずはご確認をしておく事が必要になります。事前の準備で、いざと言う時に備えておいて下さい。

滞納トラブル!犯罪性そして対処方法を把握しておく

水道料金の長期間の滞納は、水道利用が出来なくなってしまいます。その為、ありえない事ですが犯罪に手を染めてしまう事があるようです。

犯罪は絶対に行ってはいけません。その危険性と、滞納トラブルの対処についてお話ししていきます。

絶対にしてはいけません!水道料金の滞納には犯罪性が潜んでいる

  • 犯罪

絶対に、給水停止されているのに水道の開栓を勝手に開けてはいけません。

水道法51条に、水道施設をみだりに操作して水の供給を妨害したりすると、2年以下のの懲役または50万円以下の罰金となります。

水道の開栓を勝手に開ける事が、みだりに操作と言う部分に引っ掛かってしまいます。その場合、刑事罰があるので絶対にしないようにして下さい。

水道料金を滞納しない為、もしくはした時の為の4つの対処方法

滞納を放置すれば、最終的には利用停止です。4つの対処方法を活用し、給水停止処分を回避するようにして下さい。

  • 早急な相談
  • 生活が困窮している
  • 病気やけがなどで入院している
  • 災害にあった
  • 失業してしまった

様々な支払えない状況があると思いますが、事前に滞納しそうな場合は早急に水道局に相談の電話をして下さい。丁寧なアドバイスを頂けると思います。

また、滞納した場合も同様なので早急な相談はとても大切な対策です。

  • 減免制度の利用

生活保護や児童扶養手当、特別児童扶養手当を支給されている方は、水道料金が免除になります。自治体へご確認下さい。

また、老齢福祉年金を受け取っている方は下水道料金が免除になります。こちらも自治体にご確認下さい。

  • お金をとにかく用意する

滞納の唯一の解決策は、お金を支払う事です。誰かから借りると言う方法も、考慮してみても良いと思います。但し、計画性のない借入は首を絞めるだけなので止めて下さい。

  • 分納、支払いの期日を延ばす相談をする

水は命に係わる重要なものです。滞納した場合でも、正当な理由があれば相談には乗って貰えるものです。分納で、支払える分だけ支払うと言うのも1つの手です。1度相談してみて下さい。

また、次回の返済日に全て支払うなどのお願いをしてみても良いと思います。支払う意志さえ伝われば、必ずアドバイスを貰えると思います。

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