滞納・未払い・差し押さえ

電気代の滞納で電気が止まる!再開するまでの3ステップを理解する

「電気代を滞納すると、どうなるの?」「どれくらい滞納すると電気は止まる?」電気代の滞納で、不安になってしまう方が一番気になるのが送電停止に関する事だと思います。

一般的には、電話、電気、ガス、水道の順番に利用停止までの期間が延びていく傾向にあります。電気代は暑い時期や寒い時期などによって料金が大きく変化しますが、意外に負担の大きな出費です。その為、滞納すると金額もそれなりのモノになります。

電気が無ければ家電が動きません。それは、快適な生活において大きな支障を生みます。電気代の滞納が起こす様々な問題と送電停止から再開までの流れについてお話ししていきます。

最悪な結果と電気代の滞納トラブルを防ぐ基本を押さえる!

電気代を滞納すると、どうなるのか?普通は、電気の利用が出来なくなる事が最悪の結果だと思ってしまうものです。実際はその通りなのですが、可能性が限りなく低いですがもっと最悪のケースと言うものが3つあるのでご紹介します。

また、滞納トラブルにおいて最も基本的な事は、支払い方法の注意点をしっかり把握しておく事にあります。どんなところに注意するのか、押さえて行ってください。

契約解除!保証金!差し押さえ!電気代の滞納で起こる悲劇

可能性が限りなく低い、最悪な結果を3つ紹介します。ただ、長期の滞納や滞納額によっては少しですが可能性はあるので覚えておいて下さい。

  • 契約解除

電気代の滞納が長期に及ぶと、送電自体を停止され電気の利用が出来なくなります。通常、電気の無い暮らしがほぼ不可能と感じてしまうほど、現在の生活は電気に依存しています。故に、契約解除される前に滞納金を支払うのでなかなかありえない状況です。

しかし、中には払わない、もしくは払えない状態が続き契約を解除される事があります。当然、電気を利用するには再度の契約が必要となります。その際は、滞納金を全額支払い再契約となります。大変、手間と時間が掛かってしまう訳です。

  • 保証金を預ける

電力会社は悪質な滞納者と認識し、滞納金の支払いがなければ電気を停止します。その際、一般的には素直に滞納金を支払って終わります。しかし、中には大きなトラブルに発展したりする方もいます。

そういった方達への対応の1つとして、再開にあたって予想月額料金の3カ月分相当の金額を保証金として預ける場合があります。

参考として、東京電力株式会社の電気供給約款を確認してみると、46ページに記載されています。ご確認されると良いと思います。但し、保証金を預ける事は本当に稀なのであまり心配し過ぎる必要はないと思います。

  • 裁判や差し押さえ

電気代の滞納金で、裁判沙汰になる事は通常あり得ません。なぜなら、金額がそこまで高額にならないからです。家庭にとって大きな負担になりえる電気代も、裁判を起こし差し押さえをする程の金額にはなりませんので、これもほぼ心配する必要はありません。

ただ自営業などは、家庭の電気代よりかなり高額なのであり得る事です。額によっては注意が必要となる訳です。

電気代の滞納を未然に防ぐ!3つの支払方法のチェック

意外に、些細なミスによって滞納になってしまうパターンがあります。ただ、最初は些細なミスで滞納しただけなのに「めんどくさい」「忘れていた」などと放置してしまった為に、電気の供給をストップされてしまうケースに発展してしまう事があります。

支払の方法の理解は、その些細なミスを防ぐ事が出来ます。3つある支払方法を、しっかり把握していきましょう。

口座振替        

毎月、自動で口座から引き落とす方法です。手間がなく、多くの場合は電力会社から口座振替を勧められると思います。

ただ、便利過ぎて電気代を毎月支払っている意識が欠落してしまう傾向にあります。そのため常に電気代を払う口座にお金があるのかチェックする事を怠ってしまう場合があります。

残高不足による滞納。これは、良くある事です。督促状が届いて、はじめて「え、口座にお金が無い!」とビックリされる方もいます。残高不足というミスで、滞納から送電停止という流れを引き起こさない為にも注意して下さい。

クレジットカード    

事前にクレジットカードを登録して、毎月の支払いを行う方法です。口座振替同様、電気代の支払い忘れを防止してくれる優れたサービスです。

ただ、事情によってクレジットカードが利用停止だと、決済する事が出来ず滞納に繋がってしまいます。これは、大変気付きにくミスです。クレジットカードの利用停止を事前に知っているなら対応できるでしょうが、知らなかった場合はまず気付けないでしょう。

督促状で気付くパターンになると思います。クレジットカードを利用する方は、その点には十分注意して下さい。

また、クレジットカードの滞納は、信用情報機関への遅延情報の登録に繋がるので、この点も十分注意しなければいけません。

<信用情報機関>
個人のクレジットカードや金融ローン関連の、債務履歴や債務状況を管理している第3者機関です。クレジットカードの毎月の支払い状況を2年間さかのぼって記録しています。

1回や2回の滞納では問題ないですが、度々滞納したり長期滞納をしたりすると、電気の供給停止とは別に金融事故扱いとして信用情報機関に登録される恐れがあります。その場合は、金融ローン関連の審査に大きな影響が出る事になります。

クレジットカードの支払いをされている場合は、十分注意して下さい。

振込用紙        

電気代を、振込票を使って支払う方法です。毎月、郵送されてくる電気代の振込用紙をコンビニや各金融機関にて支払う事が出来ます。

用紙が郵送されて来るので、意識していなくても電気代を支払う事はそこで思い出せます。しかし、ポストに入ったままで気付かなかったとか、見たけどそれでも忘れてしまっていたという些細なミスで滞納となってしまう場合があります。 

振込用紙には、金額と支払日が記載されています。また記載されている支払日は、振込用紙の有効期限です。期限が切れても、数日は使用できる事もありますが支払日を確認したら、できるだけすぐに支払うようにして下さい。

電気代の滞納からどれ位で止まる?送電停止までの流れを知る

電気代を滞納し、長期間放置すると電気の供給を止められ生活に多大な悪影響が出ます。ただ、滞納して1週間や2週間程度で即電気を止められる訳ではありません。

何度か通告があり、最終的には支払わない処置として電力会社は送電停止を行います。滞納後、どのようにして電気が止められるのかお話ししていきます。

意外にアッという間!滞納から最短1カ月程で電気が停止

電気代の滞納から停止までは、4つのステップに分ける事が出来ます。

◆1.滞納

◆2.督促状

◆3.送電停止予告書

◆4.送電停止

最初の支払日の翌日から、滞納日となります。滞納日から、20日以内には督促状が届きます。督促状は、「支払いをお忘れではありませんか?」と言うお知らせはがきとなります。支払金額と支払期日が掛かれているので、この段階で支払えば全く問題はありません。

次に1週間から10日程で、送電停止予告書が送られてきます。中には振込用紙が同封されており、滞納金額と支払期日、利用停止予定日が記載されています。

滞納金の支払いができないと、記載されている予定日か、もしくは翌日には電気の供給を止めれる事になります。

送電停止予告書から1週間から10日程で送電停止となりますので、滞納から電気を停止されるまでは最短で1カ月チョットと言う事になります。実際はもう少し余裕があると思いますが、それでも意外に短い期間なので注意しなくてはすぐに電気を止められてしまいます。

滞納から10日間は延滞利息の免除期間

遅延損害金として、年利10%の延滞利息が発生します。ただ、滞納日初日から10日間はその延滞利息が免除されます。ですから、支払期日にもし間に合わなくても10日間は免除の猶予期間があるので少し安心できます。

<参考例:電気代1万円、20日間滞納した時の延滞利息>
10000円×10%×(20日/365日) = 55円

意外に簡単!電気を復旧させる流れを把握する

滞納すると、場合によっては1カ月程という短い期間で電気が止まります。しかし、滞納していた金額さえ支払ってしまえばアッという間に復旧します。

ただ人によっては払いたくても、送電停止予告書に同封されている振込用紙を捨てたり無くしたりして、手元に無い場合もあると思います。そんな場合を含め、再開の手続きについてお話ししていきます。

送電開始までの3ステップ!復旧までは最短で2時間

電気を再開させる手続き自体は、とても簡単です。

◆1.滞納金(経過日数によっては延滞利息)を支払う

◆2.電話で依頼(地域によってはホームページ上での依頼も可能です)

◆3.送電再開

滞納金を支払い、契約している電力会社に連絡すれば後は電力会社の作業員が再開の作業をしてくれます。

支払うタイミングにもよりますが、早ければ1~2時間で電気の使用が出来るようになります。

また、アナログメーターとスマートメーターと電気施設の違いによっても若干復旧の時間が変わるようです。スマートメーターは遠隔での再開も可能なので20分~30分程で復旧する事あります。

滞納している電気代を支払って、電話で依頼して、あとは待つ、電気の再開はこれだけです。

手元に振込用紙が無くてもデジタル決済で再開は可能!

ただ、支払いたくても振込用紙が手元になかったりする事もあると思います。例えば、夕方帰宅すると電気が止まっていて「え、どうしよう」と途方に暮れると思います。

さらに、振込用紙も無かったりすると最悪です。こんな時、便利なのがデジタル決済サービスです。電力会社へ連絡すると、「決済番号」を口頭で教えて貰えます。

それを持って、ファミリーマートやローソンなどに置かれている端末にて支払う方法です。ただセブンイレブンやココストアでは利用できない為、電力会社へ連絡した時に利用できるコンビニを確認しておくと良い思います。

注意点として、ある地域は24時間対応して貰えるのに、ある地域は営業時間外で電話がつながらない可能性もありますので注意が必要です。

※例えば中部電力などは、24時間の「安心コール」サービスで対応し、深夜の再開作業も行っています。

また、東京電力や関西電力には、クレジット一時払いというネット上で決済が行えるサービスもあります。こちらもご利用されると便利だと思います。

滞納トラブルの注意点と4つの対応策を把握する

電気はライフラインとして、とても重要な物です。止まればスグに再開させると思います。ただ中には、払いたくても今月はどうしても払えないと言う状況の方もいると思います。

ではそのような状況の時、どのように対応すればよいのか?電気代の滞納トラブルを回避する4つの方法についてお話ししていきます。

電気代の滞納金は無くならない

その前に、引越しについてお話ししておきます。たまに「引越しをするから、もう電気の再開をさせる必要もない。だから滞納分は払わなくていいかな?」と思う方がいます。

ですが、住民票で住所が分かるので新住所に滞納金の催促状が届く事になります。引越しても、滞納金は消えませんのでご注意下さい。

3つの対応策!電気代の滞納トラブルを回避する

それでは3つの対応策をお話ししていきます。

  • 相談

病気や入院、失業や予定外の出費など、お金がどうしても用意できない事もあると思います。そのような事が事前に分かっているなら、まずは相談のお電話をしてみて下さい。

支払期日を少し延期したり、分納と言う形で対処して貰えたりするかもしれません。電気代の滞納でやってはいけない事は放置する事です。放置すれば督促状が届き、停止予告書が届き、そして電気が止まってしまいます。

最初が肝心であり、お金が無いのなら相談は最も有効な解決策となります。事前に話せば、担当のオペレーターが必ず良いアドバイスをしてくれると思います。

  • 借りる

滞納している金額を支払ってしまう事が、一番の解決策です。給料日まで、親類や消費者金融などを利用して凌ぐ手段も考慮してみてもいいと思います。

但し、返済のめどが立たない大きな金額を借りたりする事がないよう慎重な対応が必要です。

  • 支払方法チェック

最初もお話ししましたが、支払い方法で起こる些細なミスが滞納に繋がってしまうケースが多々見られます。①口座の残高を確認しておく、②クレジットカードが利用可能かどうかは常に意識しておく、③支払日を忘れないと言う3つは絶対に覚えておいて下さい。

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