教えて!ドコモの料金を滞納し続けると強制解約されるってホント?
スマホや携帯電話を利用していない方の方が珍しい時代になってきましたよね。現在は、大手キャリアから格安のものまで様々なキャリアが存在しています。
そんな中でも、ドコモは老舗中の老舗で、現在も使っている、利用したことがあるという方も多いのではないでしょうか?
そんなドコモの料金を滞納し続けるとどうなってしまうのか?というのは携帯が手放せない人々の気になるところですよね。
よくドコモの料金を滞納すると強制解約をされると言われますが本当なのでしょうか?また、強制解約をされるならどのような流れになるのでしょうか?
色々と調べてみましたので、是非ご参考になさってみてください。
ご注意を…ドコモの料金の滞納を続けると強制解約が待っている!
携帯電話って身近なだけに軽く考えてしまいがちです。
携帯電話を利用するには料金を支払う必要がありますが、つい滞納してしまった…なんていう経験がある方も多いのではないでしょうか?
しかし、ご注意ください。ドコモの料金を滞納するととんでもないことになってしまうかもしれないのです。
ドコモの料金を滞納すると1か月程度で利用が停止されます
ドコモの料金は、毎月決められた日に支払うようになっています。しかし、その決められた日に払えなかった…という方も多くいるのが現状です。
そんな方のために、ドコモでは口座振替の場合、最振替日が設けてあります。また、普段の支払方法によっては振込用紙が届く場合もあるので、その場合はそちらを利用して振り込みます。
しかし、その期日になっても支払いがされない場合は、今度は利用停止の通知が届くことになるのです。
そして、この通知が来ても料金を支払わない場合、お使いの携帯電話が利用停止となります。
この利用停止は、料金を支払うまで解除されることはありません。
- 携帯電話が利用停止されると…
利用停止となると、通話やdocomoメール、インターネット、一部のアプリなどが使えなくなります。通話は電話をかけるだけでなく、電話を受ける事も出来なくなるので注意が必要です。Wi-Fiの状況下であれば利用できる機能もあります。
この利用停止の状態になるまでに、大体1ヶ月程度と言われています。
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料金の滞納が続くと強制解約の手続きが取られます!
利用停止になってしまうと、携帯電話が利用できなくなり困ることになりますが、それでも料金が支払えないというケースもありますよね。
また、別の携帯電話を持ってるから利用停止になっても困らないし、もういいやと思って支払わない…なんていう方もいらっしゃるかもしれません。
そのまま滞納を続けると、どんどんと督促が届くことになります。
そして、3ヶ月くらいが経った頃…ついにドコモから強制解約の手続きを取られてしまうのです。
いくらなんでもそこまでしないでしょう?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、携帯電話の料金の滞納はそんなに甘いものではありません。
連絡が来ても無視し、長期間料金を支払わないと確実に強制解約へと事態を進められてしまうのです。
強制解約はその名前の通り、ドコモ側が一方的に契約を解除します。強制解約をされてしまうと、その回線自体が利用できなくなるのです。
契約内容等によっては、滞納している携帯電話だけでなく、同一の契約者の他の携帯電話の契約にも悪影響が出てくる可能性があります。
また、2年契約の携帯電話を途中で強制解約となってしまった場合、状況によっては解約金がかかってしまう可能性もあるようですから、まさに踏んだり蹴ったりという状態になってしまうでしょう。
強制解約をされた後でも料金を支払わないとどうなるの?
ドコモから強制解約を受けると今まで持っていた携帯電話は使用できなくなります。
そして、そのまま更に未払いが続くと今度は目も当てられない事態に発展するかもしれないのです。
ご注意を…強制解約が最終段階ではありません!
強制解約をされると、ドコモとの関係も全部なくなってまっさらになるイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、それは大きな間違いです。
強制解約が最終段階ではなく、更に続きがあるのです。
えー!そもそも払えないから強制解約になったのに…払えって言われても無理!という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、携帯電話の料金はアナタが既に使った料金の後払いとなる為、支払いしなくてはいけないのです。
このまま支払いができない状態が続くと、督促がどんどん届きますが、それでも支払えない場合、最終段階へと進んでいくこととなります。
この時、督促はおそらくドコモではなく、既に債権回収会社に移っています。
- 債権回収会社とは…
その名の通り、債権の回収を行うことができる法人で、簡単に言うと借金の取り立てを行っている業者ということになります。ドコモから債権(つまり滞納分として支払うべきお金)を買い取り、債務者(滞納した人)に「お金を支払うように」と取り立てを行うのです。
自体はより深刻になってきているのです。
債権回収会社からの督促にも無視を続けると、今度は裁判所から連絡が来る…という可能性があります。
裁判所から連絡が来た場合は絶対に無視をしてはいけません!
携帯電話料金の未払いについて裁判所から連絡が来た場合、つまり債権回収会社から訴えられたということなのです。
この事態まで無視してしまうと最悪強制執行…つまり財産の差し押さえが行われてしまうかもしれないのです。
このような事態になる前に手を打つ必要があります。
裁判所から連絡が来る場合はまず書面で来ますので、内容をよく読み、しっかりと対応するようにしましょう。
知りたい!ドコモに強制解約されると他に困ることがあるの?
さて、ドコモで滞納を続けると、強制解約をされてしまうという話をご紹介しましたが、では、ドコモとの関係以外に困った事は起こるのでしょうか?
実は強制解約をされてしまうくらい滞納をすると、日常生活のいたるところに影響を与えてしまう可能性があるのです。
他のキャリアでも契約が出来なくなる可能性が濃厚!
ドコモを強制解約され、携帯電話が利用できなくなると困る!という方も多いですよね。ドコモがだめなら他のキャリアで契約して携帯電話を利用したい!と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実はドコモを強制解約されるような滞納をしている場合、他のキャリアでも契約できないと思っておいた方が良いでしょう。
なぜかというと、ドコモをはじめとする多くのキャリアが滞納者や問題のある契約者についての情報を共有しているからなのです。
これは、携帯電話の健全な契約を実現するための措置で、契約時に情報を提供する旨に対して同意をして契約するので、拒否する事や個人情報保護の侵害と訴えることはできません。
一度強制解約の情報が登録されると、多くのキャリアが申し込みがあっても審査の段階で契約を見送ることになるでしょう。
登録されている情報が抹消されるには条件があります。
- 契約解除を行ってから5年を超えない期間
- 滞納が解消する(つまり料金の支払いが完済する)
このいずれかをクリアしないといけません。
1つ目の5年を超えない期間という表現は理解が難しいですが、原則5年間くらいと思っておけばよいでしょう。
滞納分が解消すればすぐに情報は消えますが、すべてが解消されないといけませんのでなかなか難しいかもしれません。
ちなみに、上記の条件を迎え、登録された情報が抹消されたとしても、強制解約をされたドコモと再び契約できるかどうかは判断が分かれるところです。
一度強制解約された情報は、共有の情報としては抹消されても、ドコモに保管されている情報をいつまで保管しておくのか、いつまで再契約不可と決定するのかはドコモの判断にゆだねられています。
そろそろほとぼりが冷めたから大丈夫…とはならない可能性もあるので注意しましょう。
携帯電話の料金を割賦で支払っている場合日常生活にも悪影響が!
最近の携帯電話の本体代金って高いですよね。特にスマートフォンは10万円前後するものもあり、中々一括で本体代金を支払う…というのが難しい場合があります。
分割で支払う契約をする方も多いのではないでしょうか。
実はこの分割払い中に滞納をしてしまうと、携帯電話に関する事だけではなく、それ以外の日常生活にも大きな影響を与えてしまうことになります。
分割で支払うということはローンになりますので、この情報は「信用情報機関」というところに登録されます。
- 信用情報機関とは…
消費者のクレジットヒストリーを登録保管している機関で、会員(消費者金融・信販会社・銀行などローンに関する業者)が登録・情報照会をしています。
信用情報機関に登録される情報は、基本的な個人情報をはじめ、ローンの商品情報、返済情報などあらゆるものが登録されます。
そのため、延滞や滞納をした場合、その情報も登録されますが、滞納がしばらく続くと、今度は金融事故としてその情報も登録されることになり、これが俗に言う「金融ブラック」の状態です。
一度金融事故の情報が登録されてしまうと、その情報が登録されている間は、ローン契約が出来なくなったり、使っていたクレジットカードが使用できなくなったりします。
特に住宅ローンや車のローンなどをお考えの方は要注意で、審査に通らない可能性が高く、あなたの人生設計に大きな悪影響を与えてしまうことになるのです。
取り返しがつかなくなる前に手を打とう!
いかがでしたでしょうか?所詮携帯電話と侮るなかれ、滞納が引き起こしてしまう深刻な事態についてご紹介をしてきました。
このような事態を避けるために、早い段階から手を打つ必要があります。
強制解約になってしまう前に対応することが大切です!
一度強制解約となってしまうと、そこから長い間携帯電話を持つことが出来なくなったり、せっかく長年契約して築いてきたキャリア、受ける事が出来るサービスを棒に振ってしまうことになります。
そのような事にならないためには、強制解約へとなってしまう前に手を打つ必要があるのです。
強制解約にならないためには、滞納分を解消するしかありません。
しかし、それでも料金の支払いが厳しい…ということもあるかもしれませんね。そのような場合は出来るだけ早くドコモに相談をすることです。
相談は早ければ早い程良く、出来れば「あ、今月支払えないかも」と思ったときが良いでしょう。
もちろん、相談によって支払うべき料金が安くなる…なんていうことはありませんが、プランを見直したり、分割払いにするなど何らかのアドバイスを受ける事が出来る可能性があります。
また、滞納した料金については延滞金もかかってくることになりますので、早め早めに対処をするように努めることが大切です。
毎月欠かさず支払うことができるよう努力を続け、携帯電話の使用方法や料金についても適時見直すようにしましょう。